木の命が生きている木材「音響熟成木材」
九州産の杉を音響熟成した生きている木材
学名「クリプトメリア・ジャポニカ」が「隠れた日本の財産」を意味するスギは、日本人になじみ深い木です。『音響熟成木材』とは、宮崎県の「飫肥(おび)杉」をはじめとした九州産の杉を「音響熟成」した、「生きている木材」です。
森の中で音楽を聴かせじっくり常温熟成
「音響熟成」とは、常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせ、じっくりと熟成乾燥させる方法です。一般的な機械乾燥と違い、木の細胞が破壊されず、木材本来の油分やエキスが残り、保湿作用・保水作用・防菌作用を持ち合わせ、時間とともに美しいツヤも出てくる「生きた木材」に仕上がります。
防菌・防カビ・結露防止さらに人間の免疫力アップ
杉には、ウイルスや細菌毒素などから生体を守る成分「免疫グロブリンA」の増加を促し、人間の免疫力を高める作用があるとされています。木の特性がほぼそのまま生かされる『音響熟成木材』は、免疫力アップの作用も保たれ、より健康的な住空間を生み出します。
-「音響熟成木材」の特徴-
常温で音響熟成するため、木材の細胞が破壊されず、油分を多く含有し、抗菌作用に優れます。
赤みのあるつややかな見た目も美しく、手触りもなめらかで、使い込むほど味わいが出てきます。
保水性が高く、乾燥時に水分を放出し、風邪やインフルエンザの予防になります。
調湿性能が良くなり、結露防止や防カビ対策に役立ち、木材強度が増します。
保湿性に優れ、体感温度が人肌に近く、一年中、素足の生活が楽しめます。
「音響熟成木材」の使用例
- 構造材 -
『音響熟成木材』は、真壁、大壁づくりなどを問わず、木造建築の全てに対応する構造材があります。
【構造材例】
● 親父柱 ● 柱 ● 梁 ● 桁 ● 棟木 ● 母屋 ● 小屋束
● 野地板 ● 火打 ● 筋交い ● 根太 ● 大引 ● 土台など
- 造作材 -
『音響熟成木材』は、用途に応じた造作材があります。
【構造材例】
● 幅木 ● 廻り縁 ● 敷居 ● 鴨居 ● 長押 ● 框
● 式台 ● 階段材 ● 天板 ● 棚板 ● 目草/窓台
● 羽目板(天井材・腰板) ● 床材(『うづくりの床』仕様)など
- 家具 -
『音響熟成木材』を使って手づくりする家具も、さまざまなラインナップがあります。お客様だけの特注オーダー家具も承ります。
- 建具 -
『音響熟成木材』を使って手づくりする建具も、規格品と特注オーダーでご要望にお応えします
- うづくりの床 -
うづくり加工を施した素足にやさしく心地いい床材です。
「うづくり」とは、木材の加工方法の一種で、木の表面を丁寧にこすり、年輪を浮き上がらせるものです。
自然な凹凸が足のウラをやさしく、心地よく刺激します。
-「音響熟成木材 うづくりの床」の特徴-
足裏を刺激し、身体のバランスを改善。肩こりや腰痛、偏頭痛の予防に。
可視光線を吸収し、眼精疲労を防ぎます。
温度調節効果があり、冬暖かく、夏ひんやりの感触があります。
素足で暮らしが楽しめ、自然治癒力が高まります。
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